WhiteNoise / はるまきごはん

照りつく眩しさ
風鈴が揺れる
ぼやける展望
焼き付いた記憶

焦げ付く笑顔が
誰かも知らない

理解できそうで、できない何かが
隠されているようで 少し苦手だ
転んだ傷跡塞いだ季節が
重なる悲鳴を右手で隠した

夏に嫌われた少女はただ
冬の冷たさから目をそむける
佇む風鈴 音は鳴らないまま
願いを閉じ込めてゆくよ

凍てつく空白
積もり続く雪

さびれたドアには
風鈴がひとつ
音を置いてきた
ぼやける季節に

理解できそうで、できない何かは
この冬には隠されてはいなくて
張り詰めた糸を弾いた季節は
残り香すら綺麗にかたづけられた

夏を遠ざけた大人たちを
少女は不思議な目で見ていた
置いてきた音が思い出せないのは
冬が嘘つきだからかな

夏に嫌われた少女はまだ
冬の冷たさに抱かれていた
てのひらにのせた雪は融けないまま
願いを閉じ込めてゆくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

WhiteNoise(Lyrics)

閲覧数:954

投稿日:2015/12/29 17:54:31

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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