世界の果てで君を直した

僕は直し屋 どんなものでも
瞬くうちに ほら元通り
あるとき君が僕に残した
手紙の中身 「果てで待つから」

愛していました 夢の話
恋していました 君の話
ネジを巻き続ける鳥たちの言葉が
ひどく虚しいんだ
愛していたけど 夢の中で
恋していたけど 君は遠く
欠けた歯車さえ替えてしまえたなら
やがて目が覚めるよ

服を着込んで靴を履いたら
扉を開けて空気吸い込む
長い旅だよ 覚悟はしてる
君が待ってる 早く行くんだ

愛することさえ許されない
恋することさえ忘れたんだ
ネジを巻き続ける猿たちの背中が
ひどく侘しいんだ
愛されたこともない僕らは
恋されたことも知らないのさ
欠けた歯車にはもう用はないから
空に放り投げた

ついにたどり着いた果ての果て
君が静かに眠っているよ
心の歯車が止まっていることは
すぐにわかったんだ
僕は直し屋だよ お手の物
瞬きすればもう元通り
やがて君の目が少しずつ開いていく
涙がひとしずく
「さあ何を話しましょう」

愛していました 夢の話
恋していました 君の話
ネジを巻き続ける鳥たちの言葉が
ひどく虚しいんだ
愛していたけど 夢の中で
恋していたけど 君は遠く
欠けた歯車さえ替えてしまえたなら
やがて目が覚めるよ

世界の果てで君を直した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

君を直した

閲覧数:22

投稿日:2018/10/21 01:56:52

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

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