(Aメロ
落ちる雑念と 昇る魂
かたちをつくる 僕の姿は
嫌になるほど 醜く綺麗
頭の中で 鐘の音響く
絡む葛藤 縋る称賛
心の鏡 曇りもなく
映る顔色 歪な眼
遠くと近く 行ったり来たり
(Bメロ
ないものを描くのは そこに僕がいないから
形を持った空想は 認められたかった自分自身
(サビ
造って 壊して ボロボロになるまでに
描いて 破いて ズタズタになるまで
そうして出来た依り代が 誰かの心に届くのは
けっして 悪い事じゃない でも必要でもない
(Aメロ
枯れた情景 跳ねた心音
一人で籠る 僕の思いは
かなしい程に 重苦しくて
救いの言葉も きっと無駄になる
(Bメロ
あるものを拒むのは そこに入られないからで
終わりはしない夢に 目覚めの気分も吸い込まれる
(サビ
嘆いて 望んで ガラクタばかりを愛し
笑って 喚いて 錆びる世界に針を差す
そうして出来た全てに 誰かが価値を付けたって
けっして 何かに響かない 夢から醒めもしない
(Cメロ
誰かが言った 生きづらいこの世は 夢なんだと
醒めさえすれば 心に残るあの場へ 行けるんだと
(Aメロ'
今日描き終えた あの少女は
そのままの僕の 愛しい分身
怒り 喜び 辛さ 哀しさ
全てが彼女に 詰っていて ああ
(サビ’
吐き出し 倒れて 抜け殻になった人形
閉じられ 光を 失ってゆく瞼の裏には
キミの姿が浮かんでいるよ ああ もう一人の僕
(サビ
走って もがき この世界の鳥かごから
飛んで 逃げて 旅立とうとあがいた心を
全部全部 キミに託して もう逝くよ
その存在が 誰かに いつかきっと 愛されんことを
+ + + + + + + + +
おちるざつねんと のぼるたましい 7 7
かたちをつくる ぼくのすがたは 7 7
いやになるほど みにくくきれい 7 7
あたまのなかで かねのねひびく 7 7
からむかっとう すがるしょうさん 7 7
こころのかがみ くもりもなくて 7 7
うつるかおいろ いびつなまなこ 7 7
とおくとちかく いったりきたり 7 6
ないものをえがくのは そこにぼくがいないから 10 11
かたちをもったうそうは みとめられたかったじぶんじしん 10 13
つくって こわして ぼろぼろになるまでに 4 4 10
えがいて やぶいて ずたずたになるまでに 4 4 10
そうしてできた よりしろが だれかのこころに とどくことはけして 6 5 8 9
けっして わるいことじゃない でもひつようでもない 4 6 7
かれたじょうけい はねたしんおん 7 7
ひとりでこもった ぼくのおもいは 7 7
かなしいほどに おもくるしくて 7 7
すくいのことばも きっとむだになる 8 7
あるものをこばむのは そこにはいれないから 10 11
おわりはしないゆめに めざめのきぶんもすいこまれる 10 13
なげいて のぞんで がらくたばかりをあいし 4 4 10
わらって わめいて さびるせかいにはりをさす 4 4 12
そうしてできた すべてに だれかがかちを 付けたとしても ああ 6 5 7 9
ここから めをさまさない さめないんだよ 4 7 7
だれかがいった いきづらいこのよは ゆめなんだと 6 9 6
さめさえすれば こころにうつるばに いけるんだと 7 9 6
きょうかきおえた あのしょうじょは 7 7
そのままのぼくの いとしいぶんしん 8 7
いかり よろこび くるしみ つらさ 7 7
すべてがかのじょに つまっていて ああ 7 6 2
はきだし たおれて ぬけがらになったひとがた 4 4 10
とじられ ひかりを うしなってゆくまぶたのうらに 4 4 13
きみのすがたが うかぶよ ああ もうひとりのぼく 7 6 8
はしって もがき せかいのとりかごから 3 3 10
とんで にげて たびだとうとしたこころを 3 3 12
ぜんぶ ぜんぶ きみにたくして もういくよ 3 3 7 5
その そんざいが だれかにきっと あいされんことを 2 3 5 10
Gallery in Artist
これもフリーホラーゲーム「Ib」から発想を得て書いた、イメージソング第4弾(プチ)です。
厳密にはイメージソングではないんですが、ゲルテナさんをイメージ、ひいては評価されなかった芸術家という感じで書いています。
自分の持っている(生きている)世界を描いて表現しているのに、生きている間は理解されず評価されない。
芸術家の多くは死後理解されるっていうんだから哀しいものですね。
激しい激情を描く人は、どれだけの想いを中に抱えてるんだろう。
当方は「歌詞募集用タグ付き」以外の歌詞については、常に曲を募集しております。
ティン!とイメージが来たという方がいらっしゃいましたら、お気軽にメッセージをください。
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