あの日
掛けてくれた言葉
いつも
嬉しく思ってたんだ。
素敵
な笑顔と歌声は
私をいつだって励まし続ける。

点と点を繋げる線のように
恋と愛は結びつかないけど
もういいと思えた。
あなたもいつの間にか
私もそう。
変わってしまうものですね…。

だからこそ
ありがとう。
あなたが教えてくれた感情は
いつの間にか私を創ってくれました。
痛みも
喜びも。
その手を繋ぐことはなくても
いいと思えたのは
きっと
あなたが
とても
楽しそうに見えたから。

さよならってシャウトして
私も変わる準備できました。
漸くですね。
「潔くね？」
はい。
だってもう私は一人で足をついて生きられます。

初恋って甘いものじゃなかったし
酸っぱくて、むしろ舌が痺れます。
恋って「本当に無駄」ではないけれど
厄介で
錯覚に陥る原因でちょっと笑えません。

だからこそ
ありがとう。
あなたが教えてくれた言葉は
とても拙くて綺麗じゃなかったけれども。
痛みも
苦しみも。
その手を繋ぐことはなくても
いいと思えたのは
きっと
私が
とても
変わってしまったからなのでしょうね。

苦しみも
すいもあまいも
いつの間にか平気になっていって
きっと私もあなたを忘れて笑っていくのでしょうね。
やっと会えた私は
どうやら私らしさが見え始めたようです。
そう。
そう。
私、
「大人になったよ」

だからこそ
ありがとう。
あなたが教えてくれた感情は
いつの間にか私を創ってくれました。
痛みも
喜びも。
もうこの恋は捨ててしまおう。
そう思ったその次の瞬間が
「棄てられなくても」
こんなにも簡単に
捨てられてしまう私も嫌いで。
でもそうだった。
私、ようやく私に…。
「成れたんだね。」