真っ黒な雨に撃たれている
動けないほどにくたびれてる
泣くくらいの真似するよりかは
血まみれで笑えればいいのに
情緒ない闇に覆われてる
残骸も目には入れないな
不安さえも奪われた中で
感情をどう振ればいいのか

離れてく影に魘されてる
汗だくのままで朝を迎える
こんな時は余計に鈍間な
最低で最悪な時間だ
若干でもいい気が付けたら
死水は口に含めないな
置いてかれた感覚の中で
感情をどう振ればいいのか

真っ白な顔で俯せている
広がった赤が汚してゆく
液はそっと訴えてたのか
抱き上げてたのならばいいのか
どうでもいい傷がつくばかり
後悔が先に立つわけない
選ぶ権利などもない中で
感情をどう振ればいいのか

断続で覚める途切れ途切れ
取れていく疲れに折れていく
肉ではない空白の箇所が
いつまでもそのままでいたがる
皮肉にも空は眩しく晴れ
痙攣がやたら酷くなるね
瞼さえもろくに開けれない
感情をどう殺せばいいのか

埋め合わせられる群れの隙間
何事も無きよう為されてく
時が全て解決をすれば
いいけれど簡単にできない
処理をする身体恨めしくも
腹痛と冷えた中の中は
何度もまた同じ事をする
感情をどう殺せばいいのか

悪くないという諭す声が
罪悪に擦れ不快になる
誰よりただ自分だけがただ
此処にいていい許可ができない
緩急は嫌にあからさまに
明白になる覚悟示す
忘れなきゃいけない制限下
自分だけどう殺せばいいのか

いつのまに過ぎて終わるとして
必ずや答えは出されてく
納得など重要ではない
やがてあの平常に戻される
記憶だけ逃れられたらいい
仕方ないのだと言い聞かせて
優しい程良く受け取れない
自分だけどう殺せばいいのか

中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
隠された中に

中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
仄暗い中に

中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
届かない中に

中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
どうか中に入れてくれ
入れられない中に

真っ黒な雨に撃たれている
動けないほどにくたびれてる
泣くくらいの真似するよりかは
血まみれで笑えればいいのに
情緒ない闇に覆われてる
残骸も目には入れないな
不安さえも奪われた中で
感情をどう振ればいいのか

感情をどう殺せばいいのか