8月32日

投稿日:2021/01/20 13:41:09 | 文字数:478文字 | 閲覧数:112 | カテゴリ:歌詞

ライセンス:

3rdアルバム「路地裏ノ参」収録曲。

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

図書室の窓に忘れた入道雲
名も知らぬ君を彩る吹奏楽
今日と明日との区別もない
"ふたり"を成したものは
ひとつの嘘

ぼやけ出す季節 乾く空の匂いと
窓掛けの間を世界と呼んでみたり
「型に嵌るように変えてゆく心に私はあるの?」
呟きは空を切った

言葉じゃきっと 外側なぞって安く終わってしまうんだ
ならばいっそ名前なんて捨てよう
淡く笑った 互い違いになって夏を描き足した
そうやって日々を揺らそう

微睡みと懐古で出来上がった夏模様
揺蕩うふたりは古びた映画のよう

あの日借りた本読み切れば
世界は終わってしまうんだろう
神様のように見えた

想いはそっと 器と共に朽ちて消えてゆくんだ
後になって骨と灰が呪う
「今だけ」なんて甘い望みで憂鬱を吸って吐いて
そうやって日々を広げた

今日が終わってゆく
夏が終わってゆく
大人になってゆく傷みの中

許されぬ恐怖を虚飾で塗り替え
ありふれた逃避を大袈裟に騙る

でもさ、私は見つけた
二度と交わらない消失点の先
それは嘘なんかじゃない

図書室の窓を過ぎゆく金木犀
名も知らぬ君と描いた夏を履いて歩く

同人音楽プロジェクト、路地裏ロジックです。
よろしくお願いします。

もっと見る

作品へのコメント0

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン

オススメ作品10/29

もっと見る

▲TOP