『鏡~裏切り者には結末を~』
私は私を取り巻くすべてを映し出す
良さも悪さも総てあるがままに
誰かは私に映る自身の醜さを否定したくて私を壊したがる
それは結局私に映し出される自分自身の弱さを見ることすらできないだけなのに

それを私だと想い違えて壊したがる
確かに自分自身見つめること辛いけど見ることを止めてしまったら それで終わり

与えられた現実、起こされた悲劇
私は私に映し出される誰かの弱さに
踊らされ舞い落ちてふわりと浮きあがる
それはまるで現世の鏡のよう


鏡に映る誰かは私を壊しだす
認められない弱さ故に弱さを否定したくて
まず弱さがそこにあるという事実から目を背けたくて
私を壊したいと勘違いを願う
映した弱さを否定するだけではなく
映しだした私を壊す意味も理由も必要性もないのに
崩れ落ちた関係、壊れていく心

誰かは誰かを映した私という鏡を
私自身と決めつけて私を壊したがる
それはまるで 夢幻と現在の狭間のよう

鏡の私のに心がないわけじゃない
鏡であるからこそ拙くても
私に『心』と『弱さ』があることを知ってる
『在る』ことを認めはじめて歩き続けたら
私は鏡になっていただけなのに

鏡という私をまるで使い捨てるように
映された現実が望むものでなかっただけで
私を壊したいと願うその現実を映し出す、私の思いは唯、裏切り者たちに告げる、唯一言


『逃げられない結末に、堕ちて、廻れ』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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  • オリジナルライセンス

『鏡~裏切り者には結末を~』

厭離穢土、欣求浄土。

この世界は、とても汚れに満ちていて。
利用され、捨てられるのは人も同じで。

純粋な思いを、愛を、友情を利得のままに利用する。


利用されることを、弱さとされ。
捨てられることを、自己責任とされ。

悲しみと苦しみに人を落としながら、笑う人たちに。


巡ることを願いつつ、また心を壊す。


そんな悲しみを感じていただけたらと思います。

閲覧数:39

投稿日:2015/04/30 20:09:43

文字数:604文字

カテゴリ:歌詞

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