嫌いなものから目を逸らして
夢だけ見ていれば楽でいいな
挫折の痛みがひどくなって
麻酔を打った日々だ

拭えない孤独が佇んで
手のひらを返して笑うんだ
きれいごとばかりが目に付いて
泣きたくなるんだ

分かってたけどって言い訳ばかり
積もって嵩張って持ちきれないよ
全部捨て去ってしまえたらいつか
止まってた夜が白んでゆくのか

今日を遮った昨日の言葉が
何度も響いて僕らを塞いで
遠い 遠い 未来の記憶の声を探したよ

あぁ 立ち止まって溺れる
肥大した期待に僕は嘆いて
高い空はいつも
街の喧騒に茹だった僕を眺めてる

もう 嫌になって閉ざした
希望や未来に今日を求めてしまう
僕の声は君の前に まだまだ 届かない

重たいものだけ抱え込んで
いつのまにか先を越されんだ
気づけば辺りが暗くなって
孤独に泣いた夜だ

周りの期待に応えたくて
大切なものを忘れたんだ
綺麗なものだけ身にまとって
見せびらかすんだ

迷って捨て去った僕らの日々は
今日を模って落ちてゆくのさ
合図に合わして吐いた言葉は
軋んだこの街の愛に塗れて

去ってゆく景色 退屈な夜
何度も歌った僕らの思いが
深い 深い 夢の奥底に霞んでゆくんだよ

あぁ 立ち止まって溺れる
肥大した期待に僕は嘆いて
高い空はいつも
街の喧騒に茹だった僕を眺めてる

もう 嫌になって閉ざした
希望や未来に今日を求めてしまう
僕の声は君の前に まだまだ 届かない
    
最終便が運ぶ夜に
揺られながら眠る数分間にまた
ほら縋ってしまう心に気づいてよ

くだらない毎日だって歩んできた
またひとつ刻みつける後悔にだけ
淡い未来だけが 溢れているんだよ

あぁ 取り残した光が映した
未来は今日も続いてく
もう 振り返って
やり直すそんな時間もないや

途絶えた期待 それでいいさ
溶かした視界 曖昧な愛が滲んでしまう
君の声は僕の前に 
まだまだ 届かない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

FREED

閲覧数:2,089

投稿日:2017/03/16 08:59:15

文字数:809文字

カテゴリ:歌詞

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