詩人は語る
この世に真に美しい物などない
あるのは醜い物ばかり

歌姫は語る
この世は美しいもので満ちている
醜いものなどないのだ 




双方の意見は食い違い 
やがて波紋を呼ぶ   
互いの信じるものを  
貫くため       




波紋はやがて 
災いをよび 
争いをもたらす 
互いに信じるものを 
貫き守ろうと  
誰が傷つこうと  
構わずに    


詩人は気付く  
この世は偽りのもので満ちていると 
真などありはしない 


歌姫は思う 
この世は真実ばかりで綺麗だと
偽りなどありはしない




どちらが正しいかなんて 
わかりはしない 
信じるものがまちがい 
そう思わない




何が正しく 
何が間違い 
誰にもわからない 
盲目的に信じる 
それがどれほどまでに 
愚かなことだと 
わからずに




詩人と歌姫
周りの者のことなど
構わずに
自分の信じるものを
盲目的に信じ続けた
それがどれだけ愚かで
浅はかだと気付かずに
炎を燃やし続ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

信心

コラボで投稿したもの
1つのものだけ信じるのは駄目だと思うよ~

閲覧数:86

投稿日:2008/12/21 14:05:20

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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