花腐し(はなくだし)

投稿日:2012/10/06 19:43:05 | 文字数:485文字 | 閲覧数:176 | カテゴリ:歌詞

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どうも和風は難しいですね。
なんだか怖いですが、希望なんて微塵もない歌。
卯の花腐しという言葉から膨らませ過ぎました。

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TEXT
 

揺れる揺れる白い花
滴の落ちるに腐(くだ)させる
爛れる皮膚に紅の跡
(もんめもんめ、花いちもんめ、花は咲かぬか花は咲かぬか)

五月雨に打たれて咲き馴染む
吐いた言葉のみ青田に朽ちた
花曇りに滴る赤い血


這い出でる虫のようなわたくしに雨が降る
根腐れせんか 根腐れせんか 爛れる皮膚に滴った
朝凪に髪が垂れて しとりしとりと揺れている


消える消える灯火に
腐った(くだった)卯の花に口付けた
揺れた瞳にあなたのくちびる
(もんめもんめもんめもんめ、キズモノいらぬ、キズモノいらぬ)


まだ早い空蝉に頬を寄せて
噛み砕いた


真っ白になった髪のわたくしに雨が降る
根腐れしよった 根腐れしよった もう時期死に晒そう
夕凪に頬が濡れて ずきりずきりと痛むのです
ずきるずきりと痛むのです
貴方が植えた花なのに
貴方が咲かせた花なのに
(もんめもんめ、花一文目、腐った花は捨ててしまおか)

もんめもんめ花一文目、一文にすらなりませぬ
一文にすらなりませぬ
せめて雨だけ止んで欲しいと
(もんめもんめ)
涙を流した花に
(はないちもんめ)
吹いた風が火をつけた

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