君の胸に灰をうずめて
消えない傷の痛みをぬぐえたなら
曇り空を厚く覆って
降らない雨の代わりに無温の雪を

君がくれた骨で十字架を
僕の墓に打ち立てた時耳をすませ
君の声を聞きたくはなくて
銃声と鼓動に意識を閉ざしていた

カラスが言った「お前の腕は二本だけだ」
折れた枝にとまる鳥は 朝焼けの中で見下ろしている
僕はいずれ土を掘り返すだろう
そして君と共に眠りたい
耳をふさいで聞こえないふりをした君の声に
その時なら答えられるだろう

破れた心臓を縫い合わせてできたそれは
たぶんその前からずっと灰だけが詰まっていた
振り下ろしたナイフで君は 僕に撒き方を尋ねた
太陽に負けない僕は 君から盗んだナイフを突いて立っている
誰かが銀の弾丸を撃った時僕は そのナイフで土を掘るだろう
君に返すために 君に会うために 君に帰るだろう
愛し愛されたのは人が火を放った白い外殻
Vampire Heart

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Vampire Heart

これがちゅうにびょうというやつか。

閲覧数:70

投稿日:2011/04/21 17:38:49

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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