A
問い詰めた昨日のボク
どんな答えを期待してた?
締(し)めつけられた気圧と窓に
風が鳴るだけの午後
A
塗りかけの古いキャンバスと
どんな世界を描けたろう?
諦めきれない理由欲しさに
ひとり夜を歩く
B
見知らぬ人が歌って言う
どんな未来を見つけようか
S
答えのないまま走った
追いつけるはずもないのに
いつか 傷つけたことさえ
消えてしまうと思っていた
S
どれくらい時を戻せば
忘れたことなどないのに
あの日 飲み込んだ言葉を
繋いであなたに届けよう
A
最終バスの窓辺に
あなたの横顔が見えた
空を仰いだ吐息は声に
なれず通り過ぎてく
A
こんなにたくさんの星空
見たのはいつ以来だろう?
溢れ出す想い隠せないまま
ひとり夜を歩く
B
歌うたいは姿を消して
街は暗さを増していった
S
答えのないまま走った
追いつけるはずのない日々を
あの日 欺(あざむ)いた心を
自分の影に重ねてた
C
出会った時のまま
信じ合えた時のままで
いられない ah ボクたちの
季節は色を変えてく
遠く光る観覧車
未来たちは廻り続け
離れてゆく ah ボクたちの
ネオンは 深海に逝く
S
答えのないまま走った
追いつけるはずもないのに
いつか 傷つけたことさえ
消えてしまうと思っていた
LS
夜の街に歌を歌う
星空はもう見えないけれど
あの日 飲み込んだ言葉を
繋いであなたに届けよう
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