無限に無意味な尊き存在の
哀れなる細胞達に廻る冥福を

等しく無価値な卑しき存在
奇跡に怯え刻まれた狂喜に澱む魂

揺れる針の上に踊れ今
死が訪れても尚世に鏤められた因果
嗚呼

「時の揺らぎと宙の流れの狭間、双頭の零に微睡む解剖学の天使はVesaliusの眼を以って
 散乱的悟性と構造的狂気に満ちた二つの脳隋を無限の憎悪の天秤に掛ける」

無限に無意味な卑しき存在の
脈打つこの生命に永久の冥福を

終わり無き白昼夢の静けさと忘却
救いに怯え掻き乱す欺瞞に噎ぶ魂

揺れる針の上に唄え今
死が訪れても尚世に幾億年の因果

揺れる針の上に踊れ今
死が訪れても尚世に鏤められた災禍
嗚呼…嗚呼……!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【ONE】双頭の零【オリジナル】

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投稿日:2015/08/15 08:42:40

文字数:299文字

カテゴリ:歌詞

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