頬を伝う雫は
指先のぬくもりでまた
止め処なくあふれてく
優しさのループに嵌る

最後の微笑みが離れて
歩み去る秋の日差しが眩し過ぎて

木の葉巻き上げ 風があなたを隠す
後ろ姿に降り注ぐ紅葉
想い出も別れも紅く染めて
実らなかった恋の終わり


赤く錆びたブランコ
軋む音を立てて揺れる
まるでこの心のよう…

ひとり佇む公園には
落ち葉のような想いだけが積もってる

木の葉散らして 風がわたしを晒す
うつむいた顔を上げたら夕陽
余りにも綺麗過ぎたその朱
紅葉を塗り変えて暮れていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

vermilion

TAZU氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/content/vukja526w7rw2s6n

読み方補足:
朱(あか)

・vermilion(朱色)
・紅葉<夕陽 な何か。

閲覧数:402

投稿日:2010/12/06 00:24:57

文字数:243文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました