咲き誇れよ桜
愛しさ募りて積もりて
嗚呼狂い咲き狂い咲き


想いの丈を示そうと
咲き乱れるは満開に
見てあそべその美しさ

嗚呼けれど愛し君
一人きりで咲く我を
気付きもせず通るとは

その眼差しの先の花
叶う事なら手折りたい手折りたい

咲き誇れよ桜
悔しさ募りて積もりて
嗚呼狂い咲き狂い咲き


淡き紅を作るのは
土の底に眠る屍(かばね)
我の血を花に湛え

どの眼差しに触れもせず
孤独に散るは口惜しや口惜しや

乱れ散って桜
寂しさ募りて積もりて
嗚呼狂い咲き狂い咲き


最早これまでと最後の一片
恐ろしきは知らず罹る恋の病


散りつくして桜
募り積もりて憎さとなり
嗚呼狂い死に狂い死に

この世の春に枯れるなど
嗚呼狂い咲き狂い咲き

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

狂ひ咲き

最初に一言、ごめんなさい。

つい…やってしまいました…。あれですよ、きっと春だからですよ。

桜を見て、綺麗だな~歌詞書くかなぁ~
と思っていたら色々と妙なものになってました。でも、たまにはこういう方向もいいんじゃn(ry
―ともあれ、桜が散る前に投稿できてよかったです。

万が一使って下さるという方がいらっしゃいましたらお好きなようにどうぞ!

閲覧数:76

投稿日:2008/04/03 18:59:35

文字数:326文字

カテゴリ:その他

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