そんな顔させちゃった

投稿日:2021/05/17 22:19:43 | 文字数:1,118文字 | 閲覧数:253 | カテゴリ:歌詞

ライセンス:

前の歌詞のアンサー的なのですがボリューム感を間違えました…

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

どうしてこうなっちゃったんだろう
私はただ会いたかっただけなのに…

よそ行きみたいな真っ白な服なのは良いけれど
顔まで青白くなってて見ていて心配だったよ
緊張感が空気を通して伝わるように響いて
私もつられて震えちゃいそうになるくらいの

理由はなんとなく分かっているんだけれどね
でも本当に他意はなかったんだよあの花びらは
手紙を書く前に帽子をしまっていて落ちただけ
あの時のことを思い出したのは嘘じゃ無いけど

まだ覚えててくれてたんだって嬉しくなる
そんな君の顔を見たくはなかったけれど
そんな顔の君にさせているのが私だったら
知らない間に意地悪い性格になってたみたい


それまでも私は何も気にすることが少なくて
興味がないわけじゃ無くてみんな好きだから
「それで良いよ」って言っても無理して見えてて
好奇心乏しい薄情なヤツって思われてたんだ

でも君は何度でも何度でも立ちはだかってきて
薄情に聞こえる私の選択肢を受け止め続けてたね
きっとどこかで君に頼っていた気がするんだよ
君の気持ちが削れていくのも知らないで

こんなに大切に想ったことのない相手だからさ
ショックで自分も繋がりも引きちぎりたかった
全力で耐えてる君に言っちゃいけなかったんだ
多分最初で最後のわがままかも知れないね


しばらくずっと後悔で「忘れてたらそれでも良い」って
近況と古い話をしたためた手紙出したら即連絡先
私は少しでもまた話が出来たら良いなってくらいで
今日もちょっと喋ってご飯食べて終わるつもりだったよ

それが目の前で今にも処刑台に上がるみたいな顔で
決意に満ちた表情で座ってるのが面白かった
ごめんねちょっと本当に面白く感じたんだ君が
今日会えて本当に良かったって心の底から思った

きっと「気にしてない」なんて繰り返しても無意味で
はぐらかすのはもっと無駄なことなんだろうね
でも私は君にとどめを刺す理由なんてどこにも無い
その決意を持って来てくれたことが最高のギフト


「君を許すことは出来ない」って呟いてみたんだ
言い切る前に血の気が引いた君に続けて言う
「君を許すべき事なんて最初から無かったんだよ」
血の気は戻ったけど多分頭の中は真っ白な顔

信じてくれるか分からない溜め込んでいた情状
君に届くか分からない押し殺していた心情
そうする理由だって私にはひとつしかなかった
「君に伝えたい」ってそれだけのエゴの塊

少しして君が小さく「介錯人なのに」って呟き
堪えきれずに笑ってごめんね可笑しかったんだ
最後に「じゃぁ君を楽にしないとね」って君へ
フリだけの軽い脳天チョップで終わらせた

で、今日はなんで真っ白コーデなの?

作品へのコメント0

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン

オススメ作品10/29

もっと見る

▲TOP