もう届かないの 届けたいよ
どうしても君に
なぜ無理なの こんなにも
苦しくなるなんて

いつもと変わらない日常
少し先歩(ゆ)く君の手握ると
優しい笑顔に包まれて
その温もりに心奪われた

赤くなる僕が 君の手を放した瞬間
幾重にも並んだ 紅葉のように
僕の視界も 赤く染まっていった

もう届かないの 届けたいよ
今すぐ君に
なぜ君なの 応えてよ
お願いだから

いつもと違うこの景色
滲んで見える君の陽炎(かぎろい)に
切ない想いが込み上げた

白くなる吐息 君が眠りについたあと
深々と降り積もる 雪のように
僕の心は 白く消えていく

もう届かないよ 届かないよ
今でも君が
隣にいて 僕の傍で
微笑んでる気がして

…やだ

逝かないでよ 届けたいよ
僕はまだ君に
好きだよって 愛してるって
伝えてないのに

ah…


(会いたいよ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

糸遊

もう届く事のない想い
心の叫びを歌にのせて

タイトル:『いとゆう』
と読みます。

閲覧数:161

投稿日:2012/10/19 11:24:40

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

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