Silver sulfide


Hollow 銀メッキの皿に残した
豪華な愛のディナー
嗚呼 使い慣れたナイフに触れる
指が震えてる

私は何時(いつ)までも変わらずに" 夢見る少女 "で
あなたに手引かれては涙をこらえている
近すぎて遠すぎたあなたと私の
鼓動…現実(せかい)… 酷く脆くて

Sorrow 溺れた人魚は帰れない
" If… "(もしも)に流されてく
まだ 不可視な愛に怯えたまま
目隠しをしてる


想いは千切れてく 千切られてひらりひらと舞う
言の葉は詩の篝 ちりり 舌が焼け付く
あなただけ あなたさえ 見つめてくれたなら
No way… 淡い夢から醒めて

Tell me 立ち枯れた冬の庭先へ
ほろり 零れた椿
何故こんな最後を選んだのか
「私、わからない。」


Hello 奇妙な晩餐で静かに
二人は哀(あい)を食むの
ほら 目隠しのまま手探りだけで
互いを視(し)るの

「応えて!」

どうか…どうか…どうか… どうか微笑んで

Hollow 優しい沈黙を挟んだ
虚ろな愛のディナー
今 黒く濁るフォークは置かれ
時計は止まった


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ほろう ぎんめっきのさらにのこした
ごうかなあいのでぃなー
ああ つかいなれたないふにふれる
ゆびがふるえてる

わたしはいつまでもかわらずにゆめみるしょうじょで
あなたにてひかれてはなみだをこらえている
ちかすぎてとおすぎたあなたとわたしの
こころ…せかい…ひどくもろくて

そろう おぼれたにんぎょはかえれない
もしもにながされてく
まだ ふかしなあいにおびえたまま
めかくしをしてる


おもいはちぎれてく ちぎられてひらりひらとまう
ことのははしのかがり ちりり したがやけつく
あなただけ あなたさえ みつめてくれたなら
のーうぇい あわいゆめからさめて

てるみー たちがれれたふゆのにわさきへ
ほろり こぼれたつばき
なぜこんなさいごをえらんだのか
わたし わからない


へろう きみょうなばんさんでしずかに
ふたりはあいをはむの
ほら めかくしのままてさぐりだけで
たがいをしるの

こたえて

どうか…どうか…どうか… どうかほほえんで

ほろう やさしいちんもくをはさんだ
うつろなあいのでぃなー
いま くろくにごるふぉーくはおかれ
とけいはとまった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■Silver sulfide

タクトさんの タイトル未定 歌詞募集 1月14日 〆切 への応募作です。

http://piapro.jp/t/_eS4

@歌詞について
終わりかけた恋愛の緊迫感や寂しさを書いてみました。
タイトルの意味は硫化銀。互いを傷つけあう毒で銀は黒く染まっていったのです。

閲覧数:237

投稿日:2017/01/02 17:52:39

文字数:1,011文字

カテゴリ:歌詞

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