うつら

掠れ掠れた春は最期まで
言葉を摘む
沈み沈んだ春の境界線
溶けて落ちる

寂しそうに笑う癖
何も言わないのね

春庭に消えた花時雨、遠くに発った
ある水面、流る光だけ瞳が飲んだ
もう誰も居ない坂の上、影が揺らいだ
ずっと、ずっと、ずっと

あくまでこれで遂に終いだと
知り得た事
温い空気を浅く取り込んで
歩いていく

触れないなんて野暮な癖
此処には居ないのね

春、影に沈む憂いだけ心を透いた
すれ違う柔い風、向かう先を想った
去り際に一つ花、例え話の今日だ
きっと、きっと、きっと

ゆらゆら消えていった
ゆらゆら消えていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

うつら / naruno feat.初音ミク

歌詞です

閲覧数:610

投稿日:2021/05/04 22:03:04

文字数:271文字

カテゴリ:歌詞

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