君とサイダー / 初音ミク
Music by ARiN
BPM=176

声を聞かせて　もう一度だけでいい
二度と戻れない夏

熱を纏った憂鬱な八月
君が飲んでたサイダー
雲と空が描くコントラスト
ただそれだけで許されてた

ありふれた景色が
キラキラ光ってたのは
君がいたからなんだって今更
気づいたその時　涙あふれた
もう遅いよね　解ってるよ

もう一度　会いたい　会いたい
はにかんでいた笑顔に
幻でも構わないから
もう一度　触れたい　触れたい
その両手に
夏の通り雨にまぎれて
今は泣かせて

眠れない夜　家を抜け出しては
君と朝まで話した
「今じゃ笑い話みたいだね」
写真の君に話しかけた

ありえない奇跡が
もう一度起こったならば
君がいた夏に戻りたくて
傷つき傷つけ　すれ違ってた
あの日の僕ら　やりなおしたい

もう一度　会いたい　会いたい
向日葵の笑顔に
いずれ枯れると解ってても
もう一度　触れたい　触れたい
この両手で
二度と離れないように握って
いればよかった

高らかに唄う蝉の声も
夏が終われば静寂に還ってしまうよ

もう一度　会いたい　会いたい
はにかんでいた笑顔に
幻でも構わないから
もう一度　触れたい　触れたい
その両手に
夏の青い空に浮かべた思い出
雲のように消えた　君を想うよ