今日も帰り道　信号で
あの子が見えた　小さい背中
いつものように　横を歩く
盗み見れば　ほら今日もだ
本を読む君　転びそうで
話しもしない　そんな夕方

話したいけど　これでいいんだ
おしゃべりするのは　楽しいんだけど
今はこれでいい　心地いい距離

こんな距離感が　君と僕の　ちょうどいい距離
こんな一コマが　君と僕の　小さい接点
近づきたい　でも逃げられそうで
一歩だけ　君との距離感を　ほんの少し
いつもの距離を　つめてみる

今日も帰り道　歩道橋
あの子が見えた　小さい背中
いつものように　横を歩く
盗み見れば　あれ違ってた
君と目が合う　僕はたじろぐ
話せもしない　そんな夕方

話したいけど　言葉が出ない
話したいことは　たくさんあるのに
あれ何でだろう　近すぎる

こんな距離感が　君と僕の　限界点だ
こんな一コマが　君と僕の　大きな一歩
近づいてた　気がつかないうちに
一歩ずつ　君との距離感が　こんなにも
いつもの距離が　近かった

まともに見れない　うつむく二人
声が重なる
話せなくなるけど　心地いい距離だね

こんな距離感が　君と僕の　新しい距離
こんな一コマが　君と僕の　日常になる
二人歩く　話せはしないけど
一歩から　君との距離感が　前よりも
いつもの距離を　近づけた