ようこそ まれびとよ
由緒正しき 我が城へ
さあさ爺 もてなしの用意を
秘蔵の茶を 淹れるが良い
猫舌だから よく冷ましてな

久方の 客人よ
素晴らしき わが国へ
咎人も 貧富謀反も無く
我と爺と この城だけ
手が回らぬで 荒れているがな

特別だ 異国の者
輝かしき 我が宝
これを見よ 素晴らしき王冠
わが身を飾る 宝石達
我が美貌には 敵わぬがな

どうした 無礼者
城を治める この我は
悪の魔女 などではないぞ
何と無礼な その剣を引け
さもなくばきっと 後悔するぞ

さらばだ 咎人よ
忠実なる 我がしもべ
ドラゴンの 雄姿を見よ
炎に焼かれ 天に召されよ 
剣を引けば 死にはすまいに

どうして 来る者に
我が身かかる 呪い解けぬ
ちいさき思い 呪いを砕き
我解き放ち 全て終わろうに
我が悲しみ 孤独終わらず

爺よ爺 我は眠る
次の稀人は いつの事か
国は滅び 城は朽ち 
呪いの囚人(めしうど) 幾星霜 
待ち続ける 廃墟の王女

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

廃墟の王女

ドラゴンの名前は「ポチ」
爺の名前は「セバスチャン」
お姫様と一緒に呪いにかけられてるのです。
呪いを解く方法は、
城に入った客人がお姫様の手を取り城の外に連れていく事です。
しかし、既にどこから見ても立派な廃墟の城は、
「行ったら戻れない伝説の魔女の城」として
近所では既に古くからの伝説になってしまっているのです。
話に尾ヒレまで付いてw
ってな感じです。

そのうち勇者サイド編と解呪編の詞も作りたいです。

閲覧数:351

投稿日:2008/06/15 23:13:15

文字数:427文字

カテゴリ:その他

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