君のいない世界にも
なかなかどうして慣れてきたよ

青い空を見ながら
口笛吹いて帰ることも出来る

僕はカメレオン
擬態するココロ
みんなの灰色に合わせて笑う

僕はカメレオン
顔色ひとつ変えないで
自分を偽る嘘を吐く

枕が変わっても
目を瞑れば熟睡
乗り換えも何のその
君が振った手のことも忘れよう

僕はカメレオン
青い海に紛れていく
月の光に憧れる

僕はカメレオン
誰にでもなれる
だから誰にも見付からない

だけど、

君のココロは
真似できなかった

君のいない世界は
なかなかどうして退屈なんだ

でもそれにも
いつか同化して慣れてしまえる

僕はカメレオン
どうしても青になれず
頬に伝う涙にすがる

僕はカメレオン
君に愛されたくて
新しい色を探してる

僕はカメレオン
一番汚い自分を
一番綺麗な色で隠したかった

僕はカメレオン
嘘に紛れていくはずの
新しい自分を探してる