青く夕去りの空 尾を引く流星
鐘が告げていたのは 追憶の終焉

揺り籠の雨粒に溺れて
アナタの引く手に縋りつく遠い夏の日

降り落ち積もる瞬きのひとつひとつがボクを
カタルシスへと誘う アナタをも消すように


黄金色に波打つ 草原見下ろし
撫ぜる風に乗せよう 果たされぬ約束

箱庭の蝶たちが羽搏き
アナタへ伝えに旅立とうとしてくれても

光散らす夜明け前 巡り巡るは星座
ボクの隣に居るのは月影の寂寞


冴えわたる黎明を結ぶ地平解くは
あの雨がしみ込んでるもろいボクの指先

帳を上げる音を浴び 歌を詠う宵闇
メランコリーの狭間で星屑を蒐めて

澄み渡れ夜のさざめきよ ひとり立つこの草原に
枝葉を揺らして呼び続ける 哭き声を潜めて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

星降る草原

【埋没作】
つっきぃ 様 http://piapro.jp/t/OsjL へ応募
前Ver.にひらがながあります。
伸ばす音にあわせて音数を誤魔化してる(?)部分があるので、お目通し頂いたほうがよいかと思います。

ほぼ一年半ぶりに歌詞書きしたのでリハビリ中です。

果たしてこれを読んで ボク が 木 であると感じる人がどのくらいいるか……

ま、わざと隠してるんだけどね!

閲覧数:251

投稿日:2016/06/26 19:13:53

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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