【1A】
誰かの為に痛みがあるのなら
刻んだ傷は何かを守れるか

【1B】
夕焼けに染まった
侵食に満たされて
目覚める鼓動
吐く息と覚悟

【1A'】
黒さの中で流れる遺伝子は
触れては壊すことしか出来なくて

【1B'】
目の前の光に
足掻けども届かない
閉ざした空に
落ちて成り果てた

【1サビ】
冥府の番犬よ
邪悪の鼓動に抱かれて
その眼差しは見てるのか
琥珀色の世界

悪夢と言う名の鎖が
暗い森に繋ぎ止めて
蝕むのなら彼の名が
ケダモノになる前に

【2A】
ひとつ何かを手にするその度に
数え切れない何かを手放した

【2B】
鋭い鉤爪は
自分さえ傷つけて
最後に叫ぶ
雷鳴のような

【2サビ】
届かない願いは
世界に虚しく響いて
帰ることさえ叶わずに
守るモノも忘れ
暗い森に繋がれた
螺旋を誰か断ち切って
悪夢は目覚め繰り返す
終わらないラプソディ

【C】
暗い森の中
呪われた鎖ごと
終わらせてくれ
最後の鏃で

【ラスサビ】
冥府の番犬よ
邪悪の鼓動に抱かれて
その眼差しは見てるのか
琥珀色の世界

悪夢と言う名の鎖が
暗い森に繋ぎ止めて
蝕むのなら彼の名が
ケダモノになる前に
鎖断つ光で


-よみひらがな-
【1A】
だれかのためにいたみがあるのなら
きざんだきずはなにかをまもれるか

【1B】
ゆうやけにそまあた
しんしょくにみたされて
めざめるこどお
はくいきとかくご

【1A'】
くろさのなかでながれるいでんしは
ふれてわこわすことしかできなくて


【1B'】
めのまえのひかりに
あがけどもとどかない
とざしたそらに
おちてなりはてた

【1サビ】
めいふのばんけんよ
じゃあくのこどおにだかれて
そのまなざしはみてるのか
こはくいろのせかい

あくむというなのくさりが
くらいもりにつなぎとめて
むしばむのならかれのなが
けだものになるまえに

【2A】
ひとつなにかをてにするそのたびに
かぞえきれないなにかをてばなした

【2B】
するどいかぎづめは
じぶんさえきずつけて
さいごにさけぶ
らいめいのよおな

【2サビ】
とどかないねがいは
せかいにむなしくひびいて
かえることさえかなわずに
まもるものもわすれ

くらいもりにつながれた
らせんをだれかたちきって
あくもはめざめくりかえす
おわらないらぷそでぃい

【C】
くらいもりのなか
のろわれたくさりごと
おわらせてくれ
さいごのやじりで

【ラスサビ】
めいふのばんけんよ
じゃあくのこどおにだかれて
そのまなざしはみてるのか
こはくいろのせかい

あくむというなのくさりが
くらいもりにつなぎとめて
むしばむのならかれのなが
けだものになるまえに
くさりたつひかりでえ