相対ヘッドフォン

きっと悲しみだけ
恋とか愛とかじゃない
ピュアだけの純粋を
色付けた、白いまま
それがきみだけなら
好きじゃなくていいよ
おさがりでもいいよ
ミルキーウェイ、浮かんだ
あたしは冷たい
ミルキーウェイ、抱きしめた...

アラームが滲む 隣が冷たい
ハート抱きしめたあたし、目を覚ます
甘い紅茶にはきみの余韻だけ
お揃いのカップお砂糖はふたつ
ねえ、あいたい あいたいよ
きみの笑顔も きみの声も
このアルバムにね 閉じ込めたいの
響く着信に指が震えるの
はじめての嘘は あたしの、さよなら
ねえ、あいたい あいたいよ...

今日の空も泣いていると
窓辺の鳥がうたう
呟いたさよならなんて
何気ない、味気ない
きみだけがリセット ひたいにキス
その意味をあたしは知っていたの
rainy,rainy,きみがいない
土砂降りの傘に隠れてるの
rainy,rainy,だいすきだよ
雨音ゆらぐ、あたしのリグレット...

鍵をかけた甘いハートは、
いつの間にか君を忘れていた。
恋してるは行方知れずで
当てもなく唇をなぞるだけ
遠く 遠くの 君の背中を追いかけた
届かなくてもいいと嘘を胸に抱いて
さよならメランコリック
もう消えてもいいの
苦しいだけの恋は切なくていやだよ
さよならメランコリック...

Ａメロ
別れ際に君にもらった
その宝箱は
とても綺麗な音奏でる
鈴がついていて
何年たった今でも
色褪せることなく
あの輝いていた日々を
思い出させるんだ
Ｂメロ...

代わり映えしない風景を見て
僕はぽつりと呟いた
「また同じ空だ」
人里離れた森の中
不気味な一軒の家がありました
子供達は、この家を
お化け屋敷と呼び怖がりました
まだ幼い彼は
何も知らないまま
家を飛び出して街に向かう...