春の日差し自転車に乗せ
いつものよう話題作りなど 考えて行(ゆ)く
席は隣同士 友達未満
クラス替え 話しかけれる距離まで来たね

同じ帰り道なのにね、挨拶も出来ず
向こうは知りもしないから、声も出ず
卒業までの一年でお近づきになれたらいいのにな
少しでいいから こっち

向いてお願い 笑いかける
気のないフリして 話しかけてく
悟られたらちょっと恥ずかしいから
友達を呼んで誤魔化した
まだまだ言えない 遠くて
半歩分 近づいたけれど

前の道に自転車は無い
その代わり隣にはキミ 歩いていたね

「同じ帰り道なんだね?」 意気投合して
そのままカラオケ行ったり 他愛の無い
話をしながら帰って ガッツポーズ確実に
距離は縮まっているはずだ もっと

話していたい 叶わなくて
時間よ止まれと桜に願う
舞い降りゆく花をキミに重ねて
ドラマのワンシーンみたいね
そろそろお別れ 切ない
伸ばす手 呼び止めたかった

月日は流れ春も終わる
思わずキミの後ろ零れた 「す」 「き」

「な人がいるの」 大声出して
誤魔化す自分をバカと責めたい
声出して笑ったキミの笑顔に
やられて真っ赤になる頬を
隠して怒ってみたけど
想いは伝わってないようで
よかったとホッとしたけど
少しは意識をしたかな?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

●帰り道、つぼみから(歌詞応募)

https://piapro.jp/t/koD1 応募のために書きました。

が、残念!

閲覧数:182

投稿日:2020/09/27 22:34:28

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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