君が僕に問いかけた言葉
 「それで何が手に入るの? 悲しい空虚感だけだよ」
  それでも僕は旅立つとしよう
  君を一人残して

  寂しいなら僕の友達の 風に会いに行かせるよ
  彼は野原の草花揺らして 君が知らない野の花を
  プレゼントしてあげるだろう

  風よ 吹き抜ける風よ
  あの人のもとへ行ってくれ
  そして「君は独りじゃない」と
  僕の代わりに囁いてくれ


  風は吹き抜け 木々を揺らし 旅人を待つあの人のもとへ
  でも
  あの人の家は何処にもなく 一つの小さな墓があるだけ
  刻まれているのは彼女の名前

  風は物語を届けた
  風は唄を届けた
  風は花を届けた
  風は涙を届けた

  風はもう二度と何も届けられず


  風はもう二度と
  旅人のもとへ戻らなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

風の唄

歌詞初投稿です。

閲覧数:124

投稿日:2008/03/20 19:32:20

文字数:360文字

カテゴリ:その他

  • コメント2

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  • 綾鷹 

    綾鷹 

    その他

    7300batsuさま/
    ご感想ありがとうございます!!
    高め直球ど真ん中・・・!!
    自分まだまだ未熟ですが、お褒めいただき嬉しくてPCの前で乱舞しそうです!!
    ありがとうございました!!

    2008/03/22 22:49:19

  • 7300batsu

    7300batsu

    ご意見・ご感想

    初めまして。
    僕のアイコンキャラのイメージに近いと勝手に思って読ませて頂きました。
    旅人は風を浴びたくて旅に出るのか、などと。
    僕のは求道者ですが。
    寂しげで物悲しい雰囲気が、高め直球ど真ん中かも。
    いずれまたお邪魔させて頂く時まで。

    2008/03/22 21:55:11

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