さみしんぼうのサンタクロース

ふたりで歌っているところは、たくさんの人たちに見られていました。
おじいさんが街のサンタクロースとして有名になるのは、少し後の話です。


●歌詞

さみしんぼうのサンタクロース　今年もまたひとりきり
ふくろかかえて　街に出て　笑顔で叫ぶのさ
Merry Christmas.

さみしんぼうのサンタクロース　夜の街に雪がふる
家族づれに　お菓子をくばり　得意げに言うのさ
Merry Christmas.

さみしんぼうのサンタクロース　ひとり泣いてるおんなのこ
笑ってくれと　あたまなでて　優しくささやくのさ
Merry Christmas.

さみしんぼうのサンタクロース　うちの娘に何をする
カン違いされ　つけひげ取られ　ちいさく呟くのさ
Merry Christmas.

さみしんぼうのおじいさん　ほんとは街の嫌われもの
投げ捨てられた　たくさんのお菓子　ひろって嘆くのさ
lulululu lulululu.

ひとりんぼうのおじいさん　おんなのこが見上げてる
えがお浮かべて　さっきはありがとう　おれいに歌うのよ
Merry Christmas.　

ふたりんぼうのサンタクロース　ほらいっしょに歌ってよ
シャラランリンリンリン　チャチャチャドンシャララン
とっても楽しいね
Merry Christmas.

Merry Christmas.


●曲について

クリスマスの曲に挑戦してみました。
ちなみに、既存の曲を参考にしています。

　あわてんぼうのサンタクロース
　作詞：吉岡治 様
　作曲：小林亜星 様

私が知っている日本産のクリスマスソングでは、一番好きな曲です。
このサンタさん、おそらくクリスマス当日もプレゼントとか忘れてくるんだろうなー、でもどこか憎めない雰囲気なんだろうなー、と想像してしまいます（笑）。

原曲のコード進行や構成をほぼそのまま、一部の伴奏のメロディや歌詞も流用しています。その割に絡みが少なく、せっかくだからストーリーを重ねてみたりしたほうがよかったかな、と少し反省。
はたしてこれはパクリになるのか、と若干悩みました。が、「これはオマージュなのだ」と自分に言い聞かせた上で、クリスマスという祭りの勢いも借りて投稿してみました……。

相変わらずの低クオリティで少し気後れしますが……まぁ、枯れ木も山の賑わいということでひとつ。