風の子守唄

指先かじかんだ 凍える空気ほころんで
和らいだ日差しに 膨らむ木の芽

もうじきあの記念樹 若葉の季節迎え
離れた町で君は どうしているかな

またね 笑ってた 
君は涙目で
ツンと痛みこらえて 吹き抜けた風の音



君と過ごした町 春が届いているかな
遠いこの町では 桜散ってた

新しい出逢いに わくわくしているけど
吹いてるみどりの風 君を思い出す

明日届くかな 君からの手紙
ポスト覗いてるけど こだます風の音



思い浮かぶ ノートの隅に描いた落書き
君の文字はいつでも 右肩上がりで

電話かけようかな 
少しためらうよ
君の声聞いてたら きっと逢いたくなる

遠い 風の音 
耳澄ましてみる
声が聞こえてくるよ
笑ってた 呼んでいるよ
風の子守唄

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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風の子守唄

早春のイメージです。

閲覧数:231

投稿日:2011/07/29 23:46:20

文字数:340文字

カテゴリ:歌詞

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