「愛藍傘」



そっと雨に濡れては君を探す
差し伸ばすあの手はもう無いの
青でも白でもないあの空から
落ちる愛に溺れ藍に染まっていくの

昨日よりずっと外は静かでさ
私はそっと足を止めてみた
息を吸って吐いてそれだけの日々なんて
要らないとそう思っているんだ

ねえねえこの手じゃ足りないよ
気付いているんでしょ
あの雲の隙間へと
「案外さ」って強がってもみたの
どこにもいないとわかってるのに

いっそ溺れさせてよ 
ならわたしはこの雨とお別れ出来るでしょ?
きっと君は今でも泣いているの
溶けていく二人の涙

あの場所はまだずっと覚えてる
わたしがそっと恋をした場所で
傘のないわたしに君はこう言ったんだ
「相合い傘しようか」
今ではもう…

そっと雨に濡れては君を探す
差し伸ばすあの手はもう無いの
青でも白でもないあの空から
落ちる愛に溺れ藍に染まっていく

もっと君の隣で笑わせてよ
わたしにあの空は届かない
またあの日のように困らせてよ
愛は哀に変わってしまったね

またあの日のように ねえ…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

愛藍傘

閲覧数:1,623

投稿日:2015/08/14 00:10:39

文字数:454文字

カテゴリ:歌詞

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