A
傘を差して水溜まりを揺らす
まるで祝い事の様じゃあないか
短いお下げを揺らして
長靴に水が滴る

B
「まるで龍の様だ」誰かが呟いた
波紋を浮かべて 写した我を歪めてく
水面の鏡は 真実を見ているのだろう?
嗚呼 あれに見えるは人間の婚礼じゃあないか

サビ
手から滑り降ちるように
サラサラと零れていく
まるで人生の様だね
掴めることは無いんだろう?
そんなに笑わないでおくれよ


天に橋を星空が作る
まるで美しい虹の様じゃあないか
大きな番傘差しながら
滴る水を払う

B
「まるで鈴の様だ」お前が呟いた
硝子を鳴らして 涼しい風を運んでく
硝子の鈴は彼らを祝っているのだろう?
嗚呼 あれに見えるは狐の嫁入りじゃあないか

サビ
目から零れ落ちるように
ハラハラと溢れていく
まるで人間の様だ
心の臓なんてないのだろう?
そんなに責めないでおくれよ

鈴が鳴り 水面は揺れる
ひっそりと厳かな
あれに見えるは我等じゃあないか

幾千も生きるように
つらつらと流れてく
まるで時計の様だ
終わりなんてないのだろう?
我と共に生きておくれよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

「狐の嫁入り」

神様だって恋をする。

閲覧数:222

投稿日:2018/08/17 21:48:34

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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