モノクロ:ノート
       詩:赤りんご@


選べるものはカラーと2色
見えなくなるのは恐ろしきかな

嫌ですなんて拒否しても
どうせ許してくれなんかないくせに


間違い探しをしてみても
明日と昨日は対比する

サビ
オセロをはじいていくように
人には裏と表がある
升目を測っていく度に
僕の手持ちが無くなるんだ


オセロ将棋裏返し
世界は真ん丸いんだ

転がってはまた起き上がって
起き上がってはまた転んでんだ


風は四方八方から
僕をめった刺しにする

サビ
貫いて話す僕の影を
黒と白で埋めてみた
升目を量るばかりで
足元をすくわれたのは僕だった


ふんわりと漂う
何の甘い匂いだろ
いつも疑問を抱えて生きる
そんな人間だ

ヘッドホンから流れる
今時の曲ばかり
『クソみたいで反吐がでる』
そういって立ち上がる君

サビ
将棋だってそうでしょう?
いらない駒からはじかれる
敵に囮にされてたのは
鎖にとめられた僕だった

ボードゲームの茶番は
生きる人の茶番だ
自分の首は絞めないくせに
鶏さんの首は絞めるのね


自分勝手だなあ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

モノクロ:ノート

閲覧数:76

投稿日:2012/02/16 16:32:44

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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