8月伸びる影が いつの間にか一人
ゆらゆら揺れていてさ
寂れた独り言が 暑さにかき消されて
もう届かないなら
どうしようもないや いないなら
幼い二人の世界が 突然壊れてさ
置いてかれた
あの夏の匂いや景色が 呪いになっていってさ
もう花も散るなら 忘れられるかな
意味のない手を伸ばした
僕を壊して 壊して 壊して
花の香に惹かれた
僕の焦がれた 焦がれた 焦がれた
クチナシな君に 白い花束を
世界が大人になった
君だけを残して 笑ってた
8月ひらり靡いた スカート君に似た
甘い香りに触れた そろそろいいかな
君じゃない手を引いた
僕を許して 許して 許して
花の香に惹かれた
僕の焦がれた 焦がれた 焦がれた
クチナシな君に白い花束を
8月の空仰いだ
君よ許して 許して 許して
青の彼方の
僕の焦がれた 焦がれた 焦がれた
クチナシな君に 僕の我儘を
君に届いて 届いて 届いて
花の香と言葉よ
僕の焦がれた 焦がれた 焦がれた
クチナシな君に白い花束と
サヨナラを
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