ワンピース揺らいだのが合図なら
風の音が熱みたいに攫うだけね
水玉を数えて、ほら誤魔化すの
昨日より青い空を指さした

しゅわしゅわに溶けて
いま、散りばめた夢は
透明なガラスに微笑む
ひとつだけ、あげるね

たまに絡まるゆびに
鼓動隠してみたら
このままなんて言えないの
いつもより近づいた視線
気にしないのもいやで
かかと鳴らしたのハイヒール

夏色のスカートから零れてく
花柄のときめきとか集めてるの
トクベツを覗かせたら余所見して
どきどきで疼くハート呑みこんだ

くらくらりくらむ
まだ、桃色に濡れて
爪先に乗せたらそれから
きみだけの、ヒミツね

ふいに弾ける恋に
途絶えたままの呼吸
やわいこころを貫いた
いつかときどき怖くなって
きみが振り向くだけで
あたし気付かずに急降下

ゆらゆらりゆれる
また、きみの影を踏む
ひとり立ち止まった理由も
知らないでずるいな

わざと絡めたゆびと
鼓動隠したふりで
このまま、なんて呟くの
いつもより近づけた視線
気にしないのがいやで
かかと鳴らしたらシンデレラ

引き留めるような声で
あたしだけ見てだとか
そんなわがまま言えないな
だからきみの温度に触れて
ふわり余韻を残す
背伸びするためのハイヒール

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

残照ハイヒール

たった5センチの魔法。

oharankoさんの曲に歌詞を書かせていただきました!
http://piapro.jp/t/k3DB
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21084015

閲覧数:1,008

投稿日:2013/06/11 21:51:04

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました