シャボン

錆び付いた脳に潤いを
あたしの心に水を入れていく
静寂に浸かった街の外れで
淘汰に傷ついた心を癒してる

柔らかな香りと胸の鼓動
愛した人のことを思い出している
心配しないでって伝えたいけど
とうの昔に言えなくて困っている

まだ時計の針 逆さまにし続けているんだ
時間が巻き戻せるような気がして
ただ ずっとあなたと一緒に居たかっただけだよ
期限があるなんて知らなかったよ

シャボン玉になって街を漂っているから
貴方の側でそっと笑いかけているから
時々思い出してくれればそれでいいから
ひたすら航海をする
そんなあたしの後悔の歌


寂しそうな貴方の横顔
張り裂けそうな孤独の傷跡に
まだ覚えている温かさ
とんだわがままだ 泣きそうになるよ

いつかお別れを口にした
貴方の顔にそっと頰を寄せて
何でもないと笑ってみせた
そんなこともできなくて嫌になる

「また爪を噛んでる 貴方のダメなところだよ
早く止めてくれる人を見つけてね
そんなにくよくよして座ってちゃダメだから
機嫌直して笑ってくれるといいけど」

遥か彼方に行ったわけじゃないと信じて
せめて大丈夫じゃない時くらい泣いていて
でもあんまり泣いちゃうとこっちも辛くなるから
また新しい人に出会えるように

シャボン玉になって街を漂っているから
貴方の側でそっと笑いかけているから
時々思い出してくれればそれでいいから
ひたすら航海をする
そんなあたしの後悔の歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

シャボン 歌詞

歌詞です。ご査収ください。

閲覧数:155

投稿日:2019/10/29 20:33:18

文字数:619文字

カテゴリ:歌詞

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