つまびいた孤独の歌

遠く遙か想い馳せる

月夜の海に溺れぬよう

貴方を一人待ち続ける


たゆたう砂漠の風に

小さな指這わせて

錆びたメロディ届けよう

夢でいいから逢いたい


哀しみの中に浮かぶ

貴方の消えてゆく姿

行かないで行かないで

叫びが零れる


潤いが貴方を掬い

地平線へ連れて行った

この砂に埋もれた

この手はもう届かない


別れの言葉も言えずに

振り向かず貴方は去った

例え美しい調べでも

その心には届けられない


どこかの風に伝え聞いた

貴方は幸せになったと

涙は零さないで

すべてを受け止められたら


時はやがて過ぎ去り

砂の海のむこう見えた

貴方が笑って私を呼ぶ

私はそっと目を閉じた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

砂漠の海

投稿作品です。

閲覧数:39

投稿日:2012/03/10 01:30:17

文字数:328文字

カテゴリ:歌詞

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