(イントロ)
「助けて」ってずっと叫んでいた
届くように手を伸ばしていた
掴んだ孤独は苦しくて
『いつか』じゃなくて『今』
救ってください
(A1)
遠くから聞こえてくる鐘の音は
祝福に満ちていて
首が絞まるようで
例えばもしも 違う世界が在って そこで生きていたとして
幸せな結末に 辿り着けたのでしょうか
(B1)
出口の無い牢獄
行方知れずの鍵
繋いだ鎖が朽ちる頃
この瞳に この空は海はまだ
映っているでしょうか
(S1)
「助けて」ってずっと叫んでいた
届くように手を伸ばしていた
掴んだ孤独は苦しくて
『いつか』じゃなくて『今』どうか今すぐ
誰の名を呼べばいいのかさえ
わからずとも ずっと続いていく
終わらない地獄を歌おうか
『いつか』なんて来ない世界で『今』
(C1)
泣いてもがいて狂って笑って
繰り返し続いていくのでしょう
誰も愛してくれないのなら
いっそこの地獄を愛してしまえ
(S2)
叫んだ声は涸れていく
伸ばした手で掴んだ光は
あまりに微かで消えそうで
『いつか』じゃなく『今』壊した
「助けて」ってもう叫ばないよ
この手で地獄を抱きしめよう
掴んだものが何だったのかは
『今』わからずとも きっと『いつか』
Nobody knows
誰も知らず、誰にも知られず、ひたすら助けを求めている主人公をモチーフにに書いてみました。先日投稿したものと時代背景が一緒だったりするかもしれません。
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kurogaki
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