君と二人で見れた星空は作り物 静かなドームの中には星と音楽流れてた
都会に映る夜空 消えた後に漂う余韻の中 君の笑顔 心焼きついた 

あのプラネタリウムを見上げて君と共に過ごした時
最後の宝物になると知らず

都会(まち)の夜空だけしか見なかった私には それも眩し過ぎたのに 
必ずいつか君に本物を見せるから
君は約束したね

帰り道の夕闇 空に光った一つ あの星は何と聞けば 君は私に笑ったね
あれは星じゃないよと教えてくれた君の 手を繋いだその温もり 今も覚えてる

あの温もりが幻になり 箒星が流れてった
瞬く間(あいだ)に輝き遺して

約束してた場所に 一人きり寝転んで夜空向かい合ってみた 
そこならきっと君と 二人で見上げられる 何故かそんな気がして

見上げた夜空滲む
私には君と見た都会のプラネタリウム 一番輝いてた
こんなこと言ったなら 君は怒るかな ねぇ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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プラネタリウム

らいだーPさんの歌詞募集楽曲 http://piapro.jp/content/1ffzqmjwoqskiyr1 へ応募用させていただいていた歌詞です。
かっこよくて切ない、素敵な曲です。前奏・間奏のエレキ&アコースティックのギターがとても魅力的です。

キーワードは「恋愛もの」「天体観測」。
ちょっと泣ける曲にしたいとのことで。


こちらの曲、歌詞募集時に50近く応募が寄せられたという……作曲者さんは選考がかなり大変だったと思います。
おかげさまで自分は他の方の歌詞を数多く拝見できる、とてもいい勉強の機会をいただきましたm(_ _)m


何故か曲を聴いて浮かんだのが、都会の夕闇、プラネタリウム、独りで約束の星空の場所を車の窓から探す場面……だったんですが、最後のは無理でしたorz
しかも書いているくせに、見たことあるのはプラネタリウムとそれを見ている人たちの映像だけで自分実物見たこと無いorz
2番Aの星じゃない光は、人工衛星に反射して地上に届いた光のつもりです。
この部分だけ若干実話。やけに明るいけど星かと訊いたら 嘲 わ れ た orz
……ネタをバラすとどうもぶち壊しますねw


設定は……
主人公の女の子が見た星のようなものは最後以外はいわばニセモノの星。彼女は本物の輝く星空を知らない。
しかしそれを見せると約束した相手は急逝。心の奥でそれを信じきれない彼女は、彼に会えるような気がして約束の夜空を見に行く。
独りで見上げる寂しさにプラネタリウムでの思い出が過ぎり、涙が止まらなくなる。
彼女にとっては本物の星空よりも、二人で見た思い出の方が真実輝いていた。
……というお話。
言葉を上塗りしなくても伝わる歌詞が書けるようになりたいですw


相手の急逝は、輝いて燃え尽き消える流れ星の描写で代えられるか(隠喩?)試してみました(結果はさておき)。


最近は詰め込み気味かと思いながら歌詞を書いている気がします。
その方が歌詞に肉が付く感覚がしますが、客観的にはどうなんだろうな……。
曲先の場合は、口ずさんで、曲に対して、最初から響きに違和感が少なく(できることなら曲の魅力をもっと活かせる)、最後まで飽きずに歌い聴けるような歌詞を作れるようになりたいと思います。
……先はかなり長そうだw


前のバージョンにカナ歌詞があります。

閲覧数:513

投稿日:2010/05/05 15:43:36

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

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