ジャケット

【古語ver.】

[A]
眺む ほたる ほたる
宵を縫ふ 麗しき影
在りし姿 いとほし かの人の
声はせで身をのみ焦がす

[B]
夕つ方 ただよふ
浮き草の風
手には 残らぬ歌

[サビ]
物思へば 朧月夜 たゆたふ命は
儚き夢見のごとく 憂きし夜に消え入る

[2-B]
夜半の星 うつりし
汀の水面
目には 愛(かな)しき人

[2-サビ]
物思へば 朧月夜 淡き幻は
姫百合の隠しき夢 憂きし夜にうつろふ

[2-サビ']
忘れがたきは いとしき影 覚ゆる光は
この身の内をほのめく 美しき ほたるよ


************************


【よみがなver.】

[A]
ながむ ほたる ほたる
よいをぬう うるわしきかげ
ありしすがた いとおし かのひとの
こえわせでみをのみこがす

[B]
ゆうつかた ただよう
うきくさのかぜ
てにわ のこらぬうた

[サビ]
ものおもえば おぼろづきよ たゆたういのちわ
はかなきゆめみのごとく うきしよにきえいる

[2-B]
よわのほし うつりし
みぎわのみなも
めにわ かなしきひと

[2-サビ]
ものおもえば おぼろづきよ あわきまぼろしわ
ひめゆりのかくしきゆめ うきしよにうつろう

[2-サビ']
わすれがたきわ いとしきかげ おぼゆるひかりわ
このみのうちをほのめく うつくしき ほたるよ


***********************


【現代語訳ver.】

[A]
おいで ほたる ほたる
闇を縫う 優美な姿
遠い記憶 いとしい面影は
声もなく舞い続けてる

[B]
夕暮れに漂う
浮き草の風
手から すり抜けてく

[サビ]
君を想う 朧月夜 ゆらめく命は
つかの間の夢のように 黄昏に消えてく

[2-B]
星空が返した
汀(みぎわ)の水面
笑う 顔が見える

[2-サビ]
君を想う 朧月夜 淡い幻は
姫百合が隠した夢 黄昏に散らばる

[2-サビ']
今も輝く ひとつの影 まばゆい光は
この身の内にほのめく 美しい ほたるよ

00:00 / 04:42

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

YWV22. 蛍火の夢-Hotarubi no Yume-

[lyrics]: 蛍火の夢【古語ver.】 by 月と黒猫
[url]:https://www.piapro.jp/t/ZaQp.

「この音とまれ!~時瀬高等学校箏曲部~」を聞いたら、無性に琴だけで曲を作りたいな...で、この曲です。些か天泣に似てる気がしますが、どうかお気になさらずに聞いてください。

使用ver.[] showing the inserted lyrics for chorus.

A]
眺む ほたる ほたる
宵を縫ふ [夜な夜な] 麗しき[面]影
在りし姿 いとほし かの人の
声はせで身をのみ焦がす

[B]
夕つ方 ただよふ
浮き草の風 [響く]
手には 残らぬ歌

[サビ]
物思へば 朧月夜 たゆたふ命は
儚き夢見のごとく 憂きし夜に消え入る

[2-B]
夜半の星 うつりし
汀の水面  [流す] 
目には 愛(かな)しき人

[2-サビ]
物思へば 朧月夜 淡き幻は
姫百合の隠しき夢 憂きし夜にうつろふ

[2-サビ']
忘れがたきは いとしき影 覚ゆる光は
この身の内をほのめく 美しき ほたるよ

閲覧数:205

投稿日:2018/09/23 22:42:33

長さ:04:42

ファイルサイズ:10.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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