「意味なんてないの」と君は言うけれど
女の子が髪を切るのには理由があるって
誰かが言ってたのを聞いた

夕日に淡く溶けるえくぼ
口癖が誰かにちょっと似てた
プリーツスカートを二回折って
「君には関係ないでしょ」って

馬鹿だってわらって また目を腫らした
恋だけが愛じゃないのに 君はやっぱり恋をして
僕だけを見てって言えなくて また君を怒らせた
ローファーが駆ける音 遠ざかっていった


「夏が終わるね」と君がつぶやいた
水彩の絵の具で滲んだような瞳の奥
ツンとした痛みだけだった

ノートの端に描いた落書き
金木犀の香りが好きって
半分のアイス 近所の公園
“いつから”なんてことはなくて

好きだって言って困らせたかった
恋だけしかあげられないよ 
僕はやっぱり君が好きで


改札を抜けたらもう一度 
振り返ってほしかった
ローファーが駆ける音 
遠ざかっていった


馬鹿だってわらって また目を腫らした
恋だけが愛じゃないのに 僕らはやっぱり恋をして
僕だけを見てって言えなくて また君は泣いていた
夏服のリボンが 風に揺れていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

リラガール

作詞:ごめん https://twitter.com/gomendayo

閲覧数:120

投稿日:2017/08/29 04:21:19

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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