さよなら はらはら 儚き逢瀬よ
まるで ミルキーウェイ

悲しい小説の挿絵にあった
夜空に色が付いた日は
切ない予感 流れ星になって
砕けてしまえと願ってた

見送る背中に いつだって
涙が滲むの 知らないで
振り向くこともない君に
それでも 手を振るけれど

二人で 星に託した
風に揺れる 願い事さえ
バラバラの心じゃ 叶わない
ひとり 空を見上げた

さよなら さらさら 流れる季節よ
遥か ミルキーウェイ

引き裂かれる心地も
もう 捨てたはずの恋でも
まだ 胸を過ぎる刹那

賑わう 祭囃子と人波
夜空霞む 灯籠の列
風鈴 囃し立てたくちづけを
思い出しては 涙雨

君のいない景色は もう
ため息の色を拭えない
くすんでゆくだけの絵空事なら
いらないけれど

二人の思い出 せめて
綺麗なまま あらすじ添えて
散り散りの星屑 結び付け
ひとり 空に預けた

今更 キラキラ 星降る夜空を
眺む ロンリーウェイ

星占いにさえ 躍らされた遠い日々も
目に見えない橋の向こう 幻になる

二人で 星に託した
風に揺れる 願い事さえ
バラバラの心の片隅で
ひとり 幕を下ろした

二人の思い出 せめて
綺麗なまま あらすじ添えて
散り散りの星屑 結び付け
ひとり 空に預けた

さよなら はらはら 儚き逢瀬よ
流れる季節よ 星降る夜空よ
さよなら さよなら さよなら
ララララ ずっと


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

さよなら はらはら はかなきおおせよ
まるで (ミル)(キー)(ウェイ)

かなしいしょおせつのさしえに(あっ)た
よぞらにいろがついたひは
せつないよかん ながれぼしに(なっ)た
くだけてしまえとね(がっ)てた

みおくるせなかに いつ(だっ)て
なみだがにじむの しらないで
ふりむくこともないきみに
それでも てをふるけれど

ふたりで ほしにたくした
かぜにゆれる ねがいごとさえ
バラバラのこころじゃ かなわない
ひとり そらをみあげた

さよなら さらさら ながれるきせつよ
はるか (ミル)(キー)(ウェイ)

ひきさかれるここちも
もお すてたはずのこいでも
まだ むねをよぎるせつな

にぎわう まつりばやしとひとなみ
よぞらかすむ (とう)ろおのれつ
ふうりん はやしたてたくちづけを
おもいだしては なみだあめ

きみのいないけしきは もお
ためいきのいろをぬぐえない
くすんでゆくだけのえそらごとなら
いらないけれど

ふたりのおもいで せめて
きれいなまま あらすじそえて
ちりぢりのほしくず むすびつけ
ひとり そらにあずけた

いまさら キラキラ ほしふるよぞらを
ながむ (ロン)(リー)(ウェイ)

ほしうらないにさえ おどらされた(とお)いひびも
めにみえないはしのむこお まぼろしになる

ふたりで ほしにたくした
かぜにゆれる ねがいごとさえ
バラバラのこころのかたすみで
ひとり まくをおろした

ふたりのおもいで せめて
きれいなまま あらすじそえて
ちりぢりのほしくず むすびつけ
ひとり そらにあずけた

さよなら はらはら はかなきおおせよ
ながれるきせつよ ほしふるよぞらよ
さよなら さよなら さよなら
ララララ ずっと


※カッコ内は１音