真っ赤に燃けたジオラマ 閉め忘れの瞳
日陰にて蒸発する冷や汗を背に伝わせて

両手を合わせ「神様へと祈る…」と云ってもね
その渇きを癒してくれるモンでもないし

握りしめたコイン 裏/表で決めた
そんな簡単なモン 他愛ない運命など
ポイ捨ての空き缶 中身はただ空虚
何が入ってたのか 未知数選択肢

ハリボテのゲマインシャフト 陶酔した雄叫び
手を繋げば以心伝心など園児並みの呪文

イチを言えば千まで「解るよ」みたいな口ぶり
それでも喉から伸ばした手行方知れず

剥がれ掛けのシール 惰性の執着心
そんな興味の範囲 他人との関係など
不法投棄のドール ひび割れた作り笑顔
何を愛していたかも 忘却彼方

握りしめたコイン 放り上げた空>無限
ちっぽけなモンだった 一人の運命など
ポイ捨ての空き缶 中身はただ空虚
何が入るのかさえ 限られた選択肢

優劣決めるゲーム 虚構の現実感
つまらない争い 利害もない戯れ
一度限りのライフ 解ってるはずなのに
今何してるの? 答える事は…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

iNdepEnDEncY

Calo氏の5/7付け投稿作品「helsong(仮)」[http://piapro.jp/content/wew4vhkwqvz98cph ]よりインスパイアされて書いた歌詞です。

・重厚感のあるアングラな雰囲気を醸し出す楽曲だったので、ココは恋愛とか生温くなりそうな流れのない風刺的な内容で行くべきだろうと勝手に思い込んでそういう方向性の歌詞を作成しました。
・基本的には比喩を大いに用いながら、狎れ合いする事への拒否感を書いています。
・書いてる途中も上半身を前後に揺らし軽くハッドバンギングしながらでした。ライブ感が強くホント力あるわ~。イメージ的にルカだけに紫系のライトが照らされてスモークが妖しく舞ってるステージを思い浮かべました。
・タイトルは「自立心」を意味する” independency”を崩したカタチになってます。大文字小文字が乱雑になってる事で、この世の中の歪さ、大衆の考えの歪さ、果てはこの歌詞を歌う主人公の考え方ですら歪であると暗に示しています。

*前のバージョンに歌詞の読み仮名を置いておきます。

閲覧数:154

投稿日:2009/05/24 22:04:27

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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  • Calo

    Calo

    ご意見・ご感想

    こんばんは。Caloです。お世話になってます。

    「hellsong(仮)」宛てに歌詞の投稿をして頂いていましたが
    大変有難いことに名作、力作揃いで大変難しい選択でした。
    その結果、今回は友場さんの作品を使わせて頂く事にしました。

    拙い曲宛に素晴らしい歌詞を書いて頂き本当にありがとうございました。

    また歌詞を募集することがあると思いますので
    もしまた機会があればよろしくお願い致します。

    それでは失礼します。

    2009/05/28 01:05:58

  • Calo

    Calo

    ご意見・ご感想

    こんばんは。お世話になってます。
    素晴らしい歌詞を書いて頂きありがとうございます。

    これまた独特の雰囲気で重みと深みのある詩ですね。
    3度ほど曲に合わせて口ずさみましたが
    全ての描写や表現を理解出来たかは自信ないです。
    でもそこがまたROCK的だと言えますよね。

    じっくり楽曲と交えて考慮させて頂きます。
    お疲れ様でした。

    2009/05/25 01:40:08

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