夢から覚めるように もう戻れないあの頃
日記を走る筆は 空仰いだまま転ぶ

笑顔のカケラは 海の底へ 沈んだまま消えて
口を開く度 傷付くのは 辛いの

どこにも居場所がない 心が休まらない
ここに居るよと 叫びたい
誰か 誰か 抱き締めて


大地に咲いた花は なぜ寂しくないのかな
どうして気付けないの その涙と悲しみに

もらった言葉が ひとつひとつ 胸の奥に染みて
部屋の片隅に 積み上げてた 気持ちが

崩れて砕け散って 初めて素直になる
君は居ないの 好きだよと
誰に 誰に 言えばいい？


今更 遅すぎるわ 水面に落ちた雫は
どこから 流れてきたのかな

どこにも居場所がない 心が休まらない
ここに居るよと 叫びたい
誰か 誰か 寂しい
君が求めたのは 私という居場所と
やっと気付けた だからこそ
永久に 永久に さようなら


（読み）
ゆめからさめるように もうもどれないあのころ
にっきをはしるふでは そらあおいだままころぶ

えがおのかけらは うみのそこへ しずんだままきえて
くちをひらくたび きずつくのは つらいの

どこにもいばしょがない こころがやすまらない
ここにいるよと さけびたい
だれか だれか だきしめて


だいちにさいたはなは なぜさみしくないのかな
どうしてきづけないの そのなみだとかなしみに

もらったことばが ひとつひとつ むねのおくにしみて
へやのかたすみに つみあげてた きもちが

くずれてくだけちって はじめてすなおになる
きみはいないの すきだよと
だれに だれに いえばいい


いまさら おそすぎるわ みなもにおちたしずくは
どこから ながれてきたのかな

どこにもいばしょがない こころがやすまらない
ここにいるよと さけびたい
だれか だれか さみしい
きみがもとめたのは わたしといういばしょと
やっときづけた だからこそ
とわに とわに さようなら


※「っ」は１音です。（例）やっと→やあと（ボカロの入力として）