”鈍臭いね” 多分悪気はない
何故か今日は愛想笑い
上手に出来なくて

喉の奥でもがいてる塊を
押さえ込んで必死に走った
嫌な思いさせたかな

一生懸命努力しても
見てくれる人は居ない
何やっても無駄だって黒い陰が
私を呑み込むから耳を塞いだ
身体に収まりきらなかった涙が溢れる

確かに私は不器用で
何をやっても駄目だけど
これでも沢山練習して
ついてこうとしてるんだよ

そう言えない私は臆病で
泣きながら朝を迎える
重たい足を引きずりながら
何処へ向かっているのだろう

”当たり前だよ””皆できてる”
”私も嫌だけど頑張ってる”
”どうして出来ないの”

誰かと比べて私を見ないで
出来損ない それも知ってる
産まれてこなきゃ良かったかな

一生懸命生きていても
報われたことなんてない
悩みなんてなさそうって黒い陰が
私を呑み込むから目を閉じた
あぁこのまま違う世界まで行けたらな

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臆病病

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投稿日:2021/05/12 17:34:18

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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