1. 
闇に明かりが灯って
ふわり 浮くひとつの影
小さな手のひらで遊ぶ
三色紙風船

ひらひら 落ちてゆく光
ふらふら 倒れゆく君に
「ごめんね」
呟いた声は 風に溶けてゆく

言の葉は枝葉の先
核心に触れられない
言霊は胡蝶の夢
戻らない 永久(とわ)に光を


2.
空を飛び交う鳥たち
見上げた 一つの楽園
迷いなく駆ける獣
それさえ憧れた

さらさら 流れゆく星に
願いを託した私を
「見つけて」
囁いた声は 闇に消えてゆく

存在を知りながらも
記憶から拭い去って
それぞれに片羽(かたは)を欠き
自らを 見失った


― あの約束を守れていたなら
今の痛みは 無かったのだろう ―


3.
頑なに拒み続け
真実を恐れていた
それぞれに片羽(かたは)を欠き
もう二度と 飛べない蝶

言の葉は枝葉の先
核心に触れられない
言霊は胡蝶の夢
戻らない 永久(とわ)に光を
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

片羽ノ蝶

 
何やら解釈のややこしい歌詞になってます。
和風+ノスタルジック?

イメージでは、行灯、蝶、紙風船、月夜……とかそんな感じ。
 

閲覧数:224

投稿日:2011/05/29 23:56:56

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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