血液感染【Oliverオリジナル曲】

maroki

ブラッドボーン完全版が出た頃に作り始めて、頓挫して、ようやく完成しました。

作詞・作曲・編曲：maroki
歌：Oliver

（歌詞）
朱に染まる陽が沈む頃
狩人はその眼を啓く
屠らねばならぬ存在の
血の匂いが鼻腔を強く刺激する

箱庭のような夢を経て
双手に掴む獣狩り
襲い来るものを斬り伏せて
行く先で待つ未来知らぬまま進む

幾百の目覚めを繰り返しても尚
悪夢の果てには到らない

青ざめた血を求めよ
例えその先に待つのが絶望でも
青ざめた血を求めよ
鉈を振るいながらも乳に飢えた赤子のように

紅く燃える月が昇る頃
狩人はその手をのばす
白痴の骸を踏み越えて
辿り着ける世界もきっと夢の中

星より落つる者の瞳は
どこを見つめているのだろうか
全てが終わり夜明け迎えた
暖かい幻を見ているのだろうか

幾万の血の意志捧げて行きついた
悪夢の果てには何もない

青ざめた血を求めよ
例えその先に待つのが絶望でも
青ざめた血を求めよ
笑みを湛えながらも血に飢えた獣のように