闇に劈(つんざ)く 魍魎(みずは)の叫(こえ)
己が身相応(ふさわ)ぬ 祓い詞(うた)
掠るる緋(あか)で 結ばれし印
強き信念(おもい)は届いたり

始まりの邂逅(であい)
永(とわ)なる宿命(さだめ)
幾万の輪廻の幕が明けゆく

鬼になれ 舞え 牙を剝(む)け
此の一刀(ひとたち)で 総て斬り裂け
其の声で いざ 喚び起こせ
今 輪廻の契りを結ばん

共に歩みて 瑞穂の門(と)へ
儚き刻の煌めきよ
由(よし)無き現世(うつつ)に 結ばれし縁
尽期(じんご)の折まで我が寄す処(よすが)とす

凛々しく咲く花
摘まるる勿かれ
彼の力以て此世の曙光(ひかり)たれ

華になれ 舞え 咲き誇れ
此の一輪よ 闇を討ち祓え
共なる 刹那の 旅路(ゆめ)の果て
今 散り逝く華を葬(おく)らん

刻堰(せ)かれたる 無明の闇
心繋ぎし 凛花の残香
揺蕩(たゆた)う魂(たま) 喚び起こしたる
懐かしき詞(こえ)

鬼になれ 舞え 牙を剝(む)け
此の一刀(ひとたち)で 総て斬り裂け
定離(じょうり)が 我ら 別つとも
幾度(いくたび)とてまた相見えん

華になれ 舞え 咲き誇れ
此の一閃で 未来(あす)を斬り拓け
其の声で いざ 喚び起こせ
今 輪廻の契りを結ばん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜哥ノ契

ちーむ炙りトロ丼のがくっぽいどオリジナル曲、桜哥ノ契(おうかのちぎり)の歌詞です。

作:蜜柑、さしみ

閲覧数:1,582

投稿日:2014/08/27 23:03:13

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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