いっぱいやりたいこと
あったのに
不安だけ先走ってて
ムキになっては
恋を無駄遣いした

会ったら聞きたいこと
あったのに
いつだってはぐらかされて
落ちこんでは
夜を無駄遣いした

短編映画のような日々
自分を見つけられずに
作り笑いの空に浮かんだ
すれ違っていても
気付かないだけで
空回り ひとり 惨め

太陽は2つもいらない
まぶしすぎて狂うだけ
知らぬ間に黒焦げた月が
捨てられて狂うだけ
狂うだけ

いっぱい話したいこと
あったのに
何もかも中途半端で
あちらこちらに
思い出を散らかした

会ったら伝えたいこと
あったのに
会えなくてどっちつかずで
いつも通り
愛想だけ振りまいた

いい加減嫌気もさしたし
気まぐれの猫を抱いて
夕焼けの河へ沈むの
やけに温かくて
やけに静かすぎて
濡れた髪 涙 流れ

太陽は2つもいらない
まぶしすぎて狂うだけ
気付いたら黒焦げた月が
声も無く狂うだけ
狂うだけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

黒焦げの月

煩悶の奥底、つき果てて黒焦げの。


もがいてもがいて結局は。
日に焼けすぎるのも体に毒です。
では、心は?

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投稿日:2013/10/22 21:27:57

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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