注意※クオミクです。
   ※作者が勝手に、doriko様の『キャットフード』を自己解釈した結果です。
   ※駄文です。



 「よし完璧!!」
 私は鏡の前でくるりとターンをする。
 お気に入りの服に綺麗にセットされた髪の毛。そして、彼好みの薄いメイク。
 今日は待ちに待った彼の家へはじめて泊まる日。
 私のテンションは絶好調です♪


 カバンを持って家を出る。ちゃんと戸締りもしたし準備OK!!
 自然ににやけてしまう頬をぺチンとたたいて空を見上げた瞬間。ポツリ。雫が顔にかかる。
 「げっ!!雨… どおりで寒いはず…」
 私はミニスカートから覗く足を軽くさする。
 大嫌いな雨で私のテンションは早くも下がり気味↓


 雨は大雨に変わり、彼の家に着いたときには私はびしょびしょ。
 しかも、クオは出かけていて玄関で彼を待つ羽目に…本当に最悪!!!

 早く着てよクオ…雨は嫌いよ。早く雨でぬれた私をぬぐってキスして抱きしめてよ…
 
 …そんな事を考えてもクオはこない。肝心なときにはいつも居ない。
 私は玄関の階段に座り込み、溜息をつく。


 どのくらいの時間が経っただろう?
 遠くにクオの姿が見えた。
 私は傘をさすことも忘れて、まっしぐらにクオの元へ走る。
 「クオのばかぁ…何で家に居ないのよぉ…」
 クオにそのまま抱きつく。暖かくて安心する。
 「ゴメンなミク。ミクの好きなネギグラタンの材料を買いに言ってたんだ。」
 私の頭をぽんぽんとなで、私の頬に伝う雫をぬぐった。
 「泣くなんて、相当さびしかったんだな。ゴメンな。」
 「な、泣いてなんかないわ!!コレは雨でしょ!?」
 「はいはい。寒かっただろ?行くぞ。」
 私の歩調に合わせて家へ向かう。


 雨にぬれた私はシャワーを浴びた。
 冷えた体に暖かい水が心地よい。
 
 風呂場から出た私はネグリジェに着替えてクオの待つリビングルームに向かった。

 
 クオはペットである猫とじゃれあっていた。
 「おう。シャワー浴び終わったか?」
 「うん。ありがとね。」
 クオは猫から顔を上げ、私を見る。そして、タオルで私の髪の毛をしっかりと拭き始めた。
 「すぐにタオルで吹かないと風邪をひくぞ。」
 「いいの。別に!!」
 「良くないだろ!? だいたい今日は気温が低いのに・・・」
 あーぁ。まただ。クオの口うるさい小言。あの猫みたいに私の耳も折れてたらいいのに・・・
 「そんなに叱らないでよ!! クオの怒った顔は嫌いなの!!!」
 ちょっと反発してみる。驚いている様子の彼から顔をそらし言葉を続ける。
 「笑った顔も嫌いよ・・・ そもそも私の好みじゃないもの・・・」
 ――でも愛して欲しい――
 ↑そんなことがいえるわけもない。


 気まずい空気の中、夕食。
 クオの作ったネギグラタンはとっても美味しかった。
 「素直になれよ・・・」
 ポツリ。唐突にクオの口から言葉が零れ落ちる。 
 「『素直』って『ワガママ』のこと? 私はクオに愛されたいの!!
  さっきの事だって私は悪くないもん。許してくれたっていいじゃない!!」
 「お前がちゃんと『ゴメン』って言えば良い話だろ!?」
 「何で、声に出せない言葉を期待するの? 私の事を考えてよ!!! 
  本当に私の事が好きなら、そんなコト言わないはずよ!!!」
 皿を乱暴に机に置く。 
 私の言っていることが間違っていることぐらい分かっている。でも、言葉は止まらない。
 私はそのまま、荷物を手に取り、上着を着て足早に玄関へ向かう。


 靴を履くとクオの猫が私に擦り寄ってきた。
 「ニャーぁ」
 猫が羨ましい。クオと一緒に居ることが当たり前で。
 そんな事を考えながらドアノブに手をかける。
 クオが追いかけてくるのが足音で分かるがそんなことどうでも良い。
 たまには甘えたいの・・・ でもクオは分かってくれない。
 「おい!待てよミク!!!」
 クオが私の肩をつかむ。
 「・・・恋だっていつかは冷めてしまうわ。 だから、もう終わらせるの。さよなら。」
 目からとめどなく涙が溢れ出して何も見えない。ちゃんとクオを見ないといけないのに・・・


 ドアの外は大雨。私は雨の中に飛び出した。
 私は雨音にかき消されないように大声で言う。
 「コレで最後。バイバイ。クオ。大好きだったよ・・・」
 そしてそのまま走り去ろうとクオに背を向ける。
 

 しかし、背中にぬくもり。 クオに抱きしめられたのだ。
 「ちょ・・・ クオ。やめて!!雨にぬれるわよ!!」
 「かまうもんか。ミクの涙が止まらないんだったら、ずっと俺の家に居て良い。飯だって作ってやるし、思いっきり甘えさせてやる。」
 「は?あんた何言って・・・」
 クオに見つめられる。

 そして、私とクオの唇が重なった。
 今までにしたことのない長い長いキスだった。



    END

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キャットフード 自己解釈

…コレって自己解釈なのか?
息抜きがしたかったんだよ!!
本家様のイメージをぶち壊しにしてすみませんでした!!

連載のほうの投稿はもう少し待ってください!!
今週中には投稿します!!

学校のほうは文化祭のほうの準備になってます。
と言っても、私の学校は中高一貫校なので中学生はほとんど何もしなくていいんですけどね。

閲覧数:1,599

投稿日:2011/05/30 21:36:48

文字数:2,051文字

カテゴリ:小説

  • コメント3

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  • シベリア

    シベリア

    ご意見・ご感想

    ネギグラタンww食べてみたいw
    この曲を聴いたことのないうちはタヒんだほうがいいと思うwww

    ミク可愛いよ!クオ優しい!こんなカップルいいよね!もちろん2次元でwww
    3次元だとリア充になr((((なんでそういう考え方しかできないんだコイツは

    文化祭いいな~!うちもいく((((

    2011/05/31 19:23:11

    • 紅華116@たまに活動。

      紅華116@たまに活動。

      シベリア>
       待て、シベリア!!まだ死ぬでない!!!←ネギグラタンで人は死にません
       wwww激しく同意wwwwww

       ミクが可愛く書けていたなら良かった^^ 
       三次元のリア充はいまいち萌えない←

       おう!!!ぜひ来てくれ!!!

      2011/05/31 21:18:56

  • 絢那@受験ですのであんまいない

    ツンデレミクさんかわええのぉ…クオ、お前は幸せ者じゃ!

    ネギグラタン…うーん、美味しいのやら不味いのやら。味覚は人それぞれだしねwww

    注意
    *駄文というのは間違いです

    いやぁ、こんなバカップルに憧れてしまう。三次元に好きな奴なんぞいないけどwww

    2011/05/31 16:23:19

    • 紅華116@たまに活動。

      紅華116@たまに活動。

      チミー> 
       ツンデレミクは世界三大珍味よりも美味しいと思う←
       
       ネギグラタンは… 確かに味覚は人それぞれだ!!
       
       !?なななんあなn!?!? そんなことないよ!!めちゃくちゃ駄文だよ><
       でもありがとう♪

       友達とガールズトークしてても三次元の男子の良さがまったく理解できないorz

      2011/05/31 21:07:25

  • 秋来

    秋来

    ご意見・ご感想

    この曲聴いたこと無いんだ^^;
    でもこの小説読んで聞いてみたくなった!
    クオが優しいwww

    中高一貫!?
    友達で初めてだ!文化祭いいな~^^

    2011/05/30 21:41:44

    • 紅華116@たまに活動。

      紅華116@たまに活動。

      coffee>
       おススメだからぜひ聞いてみてね♪
       クオは優しい人だと良いな…ミクのワガママに付き合ってる感じ?

       そうなんだよ? 中高一貫なんだよ?
       文化祭は楽しんでくるね^^
       

      2011/05/30 21:44:45

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